去年3月、福知山市で、隣の家の夫婦と口論になり、夫を殺害して妻にけがをさせたとして、殺人などの罪に問われた被告に、京都地裁は9日、懲役8年の判決を言い渡しました。
福知山市の無職、山口一彦(49)被告は、去年3月、自宅近くの道路に置かれたコンクリート製のブロックなどを巡って、隣に住む榎原登さん(80)の夫婦と口論になり、榎原さんを道路から約2メートル下の空き地に投げ落として殺害した他、妻を殴って大ケガをさせたとして殺人と傷害の罪に問われました。
京都地裁で開かれていた裁判員裁判で、山口被告は、「殺すつもりはなかった」と述べ殺意を否認していました。
9日の判決で、和田真裁判長は、「高齢の榎原さんを投げ落とせば、死亡するおそれが高く、被告は、危険性をわかっていた」と指摘しました。
そのうえで、「悪質な行為で結果は重大だが、事件の後、自首し、反省もしている」として、懲役13年の求刑に対し、懲役8年を言い渡しました。
